いろいろ思い出して辿っているうちに、私にとっての暗黒期に入りはじめたので、ちょっとさくっと流したい回かもしれない。
*思い出したくないからさくっとの話
*スタジアム(野球場)にハマった経緯
とかそんな感じですがだいぶダークサイドです。
ですので、暗いの苦手な人は今回は読み飛ばしてください。
生い立ち的なのもちょこっと。
■山の中のスタジアム
「山の中に掘ったみたいなとこだった」
「なんていうか、めっちゃ山?」
そのスタジアムは以前、SMAPがコンサートをしたことがあるので知っていた。
参加した子たちの感想は、そのほとんどが「山」。
いやいやコンサートの内容はどこいった。
子どもの頃家にあった『がんばれタブチくん』を思い出した。
西武球場のこと、「野つぼ」とか言ってたよね。
SMAP騒動については、知人ら数名から「フリューゲルスみたいだね」と言われたけれども、私はその「フリューゲルス」を「楢崎さんがいたとこ」程度にしか知らないので、何ともコメントできないままでいる。
何かの利権のためだとか、別の何かを守るために切り捨てられただとか、出る杭引っこ抜かれて叩き潰されただとか、無いこと無いこと吹聴されたりだとか……フリューゲルスさんもそういう感じだったのかな?
楢崎さんは私のなかで「寂しがりやおじさん」なので、すっごく寂しい思いをしたんだろうな、と思った。
でもって、そこからずーっと名古屋にいてくれるのって、すっごく嬉しい。
というわけで、アストラムラインに乗ってついたそのスタジアムは、皆の言っていた通り、「めっちゃ山」でした。
ほー、ここでコンサートやったのねー。
そんな感想。
以上。
以上なんです、広島……。
全然記憶がないんです……。
何食べたか、とかも覚えてない。
アストラムラインだって、ほんとは写真見ても全然思い出せないレベルで記憶がない。
広島という街はその後、何度かマツダに行ったり、出張でも行ったことがあるし、すごく好きな街なんですが、あのときの記憶が全然ない。
行く直前にケンカをした記憶はある。
当時は私が病気がちで、ギリギリのところで生きていた……みたいなのも影響しているはず。
とにかくまあ、毎日のように泣いてた記憶はある。
だいぶいろんなトラウマ。
☆POINT
前後にケンカするのはやめよう。
そもそもケンカよくない。
何一つ楽しいことなんてないから。
生産性のあるケンカならいいけど、そうじゃなかったら、さっさと別れて次、次!!
きっともっといい人はいるよ。
いなくても、サッカーはいつだってそこにあるよ。
■野つぼはシェルタ。
だめだー。
暗黒期すぎてなかなか記憶が曖昧になってきた!
人間ほんと都合よくできてますよね。
忘れたいことは忘れるもんです。
(嫌なこと引きずることも結構あるけどね)
とにかく体調不良がひどくて、仕事を半年休んでた時期があって、復帰したんだけど、なんだったかな、結局、ケンカが耐えなくなって、しんどくなって、別れたのです。
ということで、サッカー関係ない話になりそうなので、興味ない方は読み飛ばしてください。
そのうち「別れたけどなんでサッカーは見続けたか」という話に戻ります。
はい。
なんかなんだか、いっつも怒られていて、怒鳴られていて、そんな記憶。
1回だけだけど、頭叩かれた記憶もある。
毎日泣いてたね。
なんであんな状況なのに毎日電話したりしてたのかね。
私の実家では、父方の祖父がそんな人で、いっつもいっつも大きい声で怒鳴ってた。
祖父が死んでからは、乗り移ったかのように、父がそうなった。
私はいっつもいっつも怒られていて、泣いていた。
だから男の人って、そういうもんだと思ってた。
父が怖かったから、高校は女子高に行った。
「男の子と喋らない」というのが、自己防衛の手段のひとつになるだろうと考えたからだ。
男の人自体も怖かったし、何より、「男の子と親しくしているところ」がバレたらどんな目にあうかわからない、というのもあった。
実際、私は高校の3年間を、同世代の男の子と一度もかかわることなく、喋ることすらなく過ごした。
生徒会執行部の仕事を1年ほどしたが、とくに部活に所属していたわけでもなかったし、高校のときの放課後の遊び場といったら、もっぱら西武ドームだった。
クラスメイトの中には吉祥寺とか渋谷とかに繰り出し遊んでいる子たちもいたけれども、そんなところに行くのはとても怖い(父が)。
でも、祖父も父も野球が好きだったということもあり、「西武ドームに行く」ことは何も言われなかった。
家の人たちは中継を見ているし、試合終了時刻と帰宅時間が計算通りだったこともあり、ほんとうに何も言われなかった。
新聞屋さんがくれたチケットを使うのはいつも私だったし、半券を大事に手帳に貼り付けていたのもきっと親なら知っていただろう。
平日ナイターのときは、通学カバンに応援グッズを押し込んで学校に行っていた。
父からしたら、よく知った、安心できる場所だったのだろう。
近所の公園で遊んでいるような感じだったのかもしれない。
わたしにとってあの「野つぼ」は、シェルタのようなものだった。
男の子の記憶といったら、中学生までのガキくさい思い出しかなく、中1ですでに身長160cmを超えていた私からしたら、ほんとうにほんとうに「ちびっこ」という印象でしかなく。
そこへきて、打って、投げて、走って……目の前の選手たちはすごくすごくオトナで格好よかった。
見上げるほどの身長、大きな筋肉、全部が格好よかった。
しかもみんなやさしい。
(「やさしい」に関しては、大人になってわかったことだが、そりゃあ制服の女子高生がきゃあきゃあ見にきてたら選手もコーチもニコニコするでしょうよ、と……。でもあのころはそんなのよくわかってなかったから、とくにコーチ陣のやさしさに触れ、「ステキなオジサマ」にハマっていった純粋な私なのでした)
怒られない遊び場に、格好良い人たちがいっぱいいる。
テレビじゃダメだ。
実際に会いに行きたい。
こんな感じの出来事が、私をスタジアム好きにさせる基礎となった。
☆POINT
世の中の娘をもつお父さんに言いたいんですけど、思春期に男性遮断(ウチの場合はもっと厳しくて、女友達ですら遮断されたことがあったし、流行りものとかそういうのもだいたい遮断されてた)すると、私みたいに「変な男につかまる」「マトモっぽい人を紹介してくれる友だちすらいない」「変な男しか寄ってこない」「男女問わず、みんなの輪に入れない・入り方がわからない」「コミュ障がひどい」「見極める目がない」「見極める目を養えたかなって思えてきたころには手遅れな年齢になっているしまわりはもうだいたい既婚でいい人は残ってない」「一周回って既婚者が寄ってくる」「二周回って子持ちが寄ってくる」「三周回って訳ありヤバそうなのがわざわざダメ出しをするために寄ってくる」(同じタイプの親をもつ成人女性で多数事例あり)とかなるのでここから先は言わなくてもわかるな?
■エリちんのこと。
そんな感じの私にも、高校卒業後に彼氏ができたのだが、服装が、上から、
水色のTシャツ
微妙なつんつるてん具合のブルーのジーンズ
つんつるてんジーンズから見える変な長さの青いソックス
紺色のスニーカー
とかいう絶妙なグラデーションで登場しちゃったりする(しかも本人はすごくいいと思っている)人で、旧帝大卒・超大手勤務のすごい人だったんだけど、いろいろあって疲れて別れてしまった。
このグラデさん(仮名)については、現在絶賛書き途中の
🌈点がたくさん入る試合は楽しいのか?
っていう記事にちょっと登場する予定である。
で、やっと本題なんですけど、2番目の彼氏なんですよね結局のところ。
野球好きで知り合った人の友だちがサッカー好きで、その人と野球観に行って、今度は3人でサッカー行こうね、みたいになって……
で、見はじめたんです。
グランパスを。
・ライオンズのスタジアムが近所だった。
・つきあった人とその友だちがグラサポだった。
何もかも偶然です。
もしかするとマリーンズだったかもしれないし、ベイスターズだったかもしれないし、アルディージャだったかもしれないし、ガンバだったかもしれない。
「チーム」というよりは、かかわる人と自分がいる場所。
ただそれだけのことで私はライオンズが好きだし、グランパスが好き。
チームに対する、愛情、愛着。
彼への愛情はなくなっても、チームへの愛は深まるばかり。
野球とサッカー対立させたがるマンがよくいるけれども、それぞれ違っていいじゃない、といいたい。
それぞれいいとこあるよ。
とまあ、そんな感じで、初回の記事に戻るのかな?
☆POINT
大好きなマンガなので宣伝しちゃいます。
『ぺろり!スタグル旅』
です。
これに出てくるエリちんも元カレの影響でユニティ応援してるっぽいんだけど、そのあたりの描写まだかなーーーーって思ってるので、のー先生の今後に期待!
本は売れないと続編が出ないことをよーーーく知っているので、私はちゃんと買っています。
私はハルカさん派です。
続巻のためにももう一回宣伝してこの記事おわり!
『ぺろり!スタグル旅』
です!!!!
買ってくださいね私が続刊読みたいので!!!!!
Kindle版もありますので!!!!!